個人信託とは、個人が自分の財産を特定の目的のために預ける仕組みです。個人信託は、財産を管理するということを目的とした欧米型の信託です。中でも、比較的自由に多様なスキームを設定できるオーダーメイド信託が、いま注目を集めています。いうなればSPC(特定目的会社Specific Purpose Company)の個人版と思っていただければイメージしやすいかと思います。
この特定目的には、
- 財産管理
- 扶養給付
- 認知症に伴う不安や悩みの解消
- 円滑な相続のため
- 事業承継対策のため
- 遺産整理業務
etc.
このオーダーメイド信託を使って、“高齢者や障害者のための財産管理”や“家族・親族に対する資産承継”を行うのが、≪家族信託≫と言えるのです。